こんにちは。
J.YOSHIDA CLINICの吉田です。
今回は前回の続きです。
もう一度繰り返しますが、細胞というのは、あなたの血液中の様々な栄養素を使ってエネルギーを産生し、その細胞特有のタンパク質を合成しています。言い換えると、細胞は燃料の栄養素と火の栄養素を使って自家発電しながらその電気を使って仕事をしているのです。
肌再生医療の場合は、注入した真皮の線維芽細胞が日々エネルギーを産生しながらコラーゲンというタンパク質を合成しています。このコラーゲンが増えなければ肌のハリは得られず、肌を若くするという治療効果が不十分になります。
しかし昨日お伝えしたように、不規則な生活や偏った食事によって、あるいはちゃんとした食事をしていてもその時の身体の状態によって、偏りがちな栄養素や不足してしまう栄養素がたくさんあるのです。
つまり、今のこの国の標準的な食生活では、ただ単に細胞を培養して移植するだけでは不十分だということなのです。
裏を返せば合成FGFなどを加えなくても、栄養素のバランスを整えるだけで効果は高めることができるということです。事実、当院ではその通りの結果が得られています。
細胞という生き物を扱う以上、これは当たり前のことだと思います。細胞にちゃんと食べさせてこそ細胞もきちんと仕事ができるのです。くどいようですが大事なのはカロリーではなく、栄養素の種類とそのバランスなのです。
サプリメントはそのバランスを調整するのに最適なアイテムです。
皆さんは「たかがサプリメント」と侮っていませんか?
もしそうだとすれば、それは恐らく本物のサプリメントに出会っていないからだと思います。
営利よりも品質と効果にこだわったサプリメントというのは世の中にほとんど存在しません。その数少ない本物のサプリメントを使用することで、治療効果を高めるだけでなく、普段の肌の状態までをも改善することが可能だということが、この1年間の私の結論です。
このように「肌の検査治療プログラム」は、皆さんが肌の中に飼っている細胞という小さな生き物が、不自由なく生活できて元気に働けるようにしてあげる環境改善プログラムであり、その細胞が皆さんに「美しい肌」と「若い肌」という恩返しができるようにするための活動支援プログラムだと言えます。
細胞移植をしていなくても、サプリメントだけで肌の調子が良くなる方も多いので、ご自身の肌の状態が気になっている方は、まず一度この「肌の検査治療プログラム」を試してみてください。